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リクルートカードの「Apple Pay」対応について

リクルートカードの「MastercardⓇ」ブランドと「Visa」ブランドは、三菱UFJニコス株式会社が発行会社となっており、両方とも「Apple Pay」に対応しています。

残念ながら、リクルートカードの「JCB」ブランドは、現在「Apple Pay」には対応していません。

 

リクルートカードの「Apple Pay」は、「QUICPay」として割り当てられますので、全国の「QUICPay」加盟店で使用できるということになります。

Apple Pay(アップルペイ)で、モバイルSuicaへチャージして利用する場合は、「Walletアプリ」または「Suicaアプリ」を使います。

 

ですが、「Walletアプリ」内への「Suica」へ直接チャージが出来るのは、「MastercardⓇ」ブランドのみになります。 「Visa」ブランドの場合は、「Suicaアプリ」に登録しないと「Walletアプリ」内への「Suica」へはチャージできません。

 

「Visa」ブランドの場合、「Walletアプリ」には登録出来ますが、下記のように使用方法が限られてしまいます。

「Walletアプリ」に登録したVisaカードは、店頭での支払いのみに対応しており、アプリ・webサイトでの支払いには対応していません。 「Walletアプリ」に登録したVisaカードからは、直接Suicaにはチャージできません。

 

もし、Visaカードから「Walletアプリ」内の「Suica」にチャージするには、「Suicaアプリ」へのVisaカード登録が必要になります。

また、「Suicaアプリ」を利用するためには、会員登録が必要になります。

 

通常、アンドロイドの「モバイルSuica」の場合は、会員登録に年会費1,030 円(税込)がかかります。

ところが、iPhoneユーザーが利用できる「Suicaアプリ」は、年会費無料となっています

 

アンドロイドでは年会費がかかるのに、iPhoneでは年会費無料だと不公平な感じがしますが、現在「Apple Pay」に登録できる電子マネーは「Suica」のみであり、AppleとJR東日本との提携交渉の段階で決まったものと思われます。

Apple側の強い意向なのか、Suicaを導入してもらうために提案段階からJR東日本が譲歩したのか、どちらかはわかりませんが、iPhoneユーザとしては「Appleさん、JR東日本さん、ありがとう!」と言わせてもらいます。

 

現在、「ビューカード」のみが、「Walletアプリ」内で「Suica」にオートチャージ出来ます。

因みに、「Apple Pay」の「Walletアプリ」または「Suicaアプリ」で、「リクルートカード」からSuicaへチャージした分にも、還元率1.2%のポイントが付与されます。

 

Apple Pay(アップルペイ)に関する詳細はコチラ⇒Apple Payについて

 

リクルートカードをローソンで使う

ローソンで買い物をするとPontaポイントが、220円(税込)ごとに1~2ポイント(時間により変わる)貯まります。

220円(税込)ごとに1~2ポイントなので、Pontaポイントの還元率は0.5~1.0%という事になります。

Pontaカードを提示するだけなので、簡単にポイントをゲットできるし、最近はカードを持ち歩くのが面倒な人にはPontaアプリで代用できます。

 

ですが、Pontaカード提示だけでは実にもったいない気がします。

ローソンで買い物をする際に、Pontaカード若しくはPontaアプリを提示した上でリクルートカードで支払うと、Pontaポイント0.5~1.0%+リクルートポイント1.2%=計1.7~2.2%貰えるからです。

 

また、最近は「Apple Pay」が普及したおかげで、コンビニでのクレカ決済が非常に簡単になりました。

以前は、100円200円の買い物をクレカ決済するのは、どこか気が引けてしまい悪い気がしましたが、最近は電子マネー同様に簡単に支払いができます。

 

「MastercardⓇ」ブランドと「Visa」ブランドの両方とも、「Walletアプリ」に登録ができ、「Walletアプリ」内からコンビニなどで直接支払いすることが可能です。

「MastercardⓇ」ブランドと「Visa」ブランドのリクルートカードを利用し、ローソンで「Apple Pay」で支払い、Pontaカード若しくはPontaアプリを提示すれば、上記同様に2.2%の還元率を貰えると言う事になります。

 

還元率を最大限まで上げたい方にローソンでの裏技

「リクルートカード」は、還元率1.2%でも充分大きなメリットはあるのですが、Pontaポイントとローソンを利用すると、上記のように2.2%と還元率を高めることが出来ます。

更に還元率を高める方法があり、ちょっとした裏技ですが、実はポイントを貯めている人にはよく知られている裏技です。

 

リクルートカードを使用して「Ponta web」に貯めているPontaポイントを、ローソンのLoppiでお試し引換券を発行して使用する方法です。

商品によって若干違いがありますが、Pontaポイントの1.5倍~3倍の商品と交換が出来ます。

 

リクルートカードの還元率が1.2%なので、還元率に換算するとおおよそ2.0~3.6%ほどに跳ね上がるということになります。

ローソンにあるすべての商品というわけでもなく、ローソンがピックアップした商品を、日によって5~10アイテムほど交換可能にしています。

 

商品詳細等に付いては、コチラのページでご確認下さい。⇒Loppiお試し引換券

尚、商品の引き換え可能数量は限られているため、欲しい商品を見つけたら早めに交換に行ったほうが良さそうです。

 

リクルートカードの付帯保険について

リクルートカードには、「JCB」「MastercardⓇ」「Visa」全ての国際ブランドに「旅行損害保険」が付帯しています。 海外旅行の場合は最高2,000万円(利用付帯)、国内旅行だと最高1,000万円(利用付帯)になります。

 

また「JCB」「MastercardⓇ」「Visa」全ての国際ブランドに、カードを利用して購入した品物の破損・盗難などの損害を保障する「ショッピング保険」が、国内・海外両方とも年間200万円(免責 3,000円)まで付帯しており、リクルートカードで購入された品物であれば購入日より90日間保障されます。

年会費無料のクレジットカードにしては、充分すぎるほど好条件の付帯保険です。

 

下記は、「リクルートカード JCB」の旅行傷害保険の内容です。

 

【海外旅行傷害保険】
保険の種類 保険金額 保険金を支払いするケース
[傷害]死亡後遺障害 最高2,000万円 旅行期間中の事故によるケガが原因で事故の日から180日以内に死亡または後遺障害を生じた時
[傷害]治療費用 1回の事故につき100万円限度 旅行期間中の事故によるケガが原因で医師の治療を受けた時
(注)事故の日から180日以内に要した費用に限る
[疾病]治療費用 1回の病気につき100万円限度 旅行期間中に発病または原因が発生し旅行期間中または旅行行程終了後72時間を経過するまでに(特定感染症の場合は30日を経過するまでに※)医師の治療を受けられたとき
(注)最初の治療日から180日以内に要した費用に限る
※特定の感染症:コレラ、ペスト、天然痘、発疹チフス、ラッサ熱、マラリア、回帰熱、黄熱、重症急性呼吸器症候群、エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、マールブルク病、コクシジオイデス症、デング熱、顎口虫(がっこうちゅう)、ウエストナイル熱、リッサウイルス感染症、腎症候性出血熱、ハンタウイルス肺症候群、高病原性鳥インフルエンザ、ニパウイルス感染症、赤痢、ダニ媒介性脳炎、腸チフス、リフトバレー熱、レプトスピラ症
賠償責任 1回の事故につき2,000万円限度 旅行期間中に誤って他人をケガさせたり他人のものを壊したりして、被害者から法律上の損害賠償を請求された時
携行品損害 1旅行中20万円限度/保険期間中100万円限度 旅行期間中に携行する身の回りの品(被保険者の所有するもの)が盗まれたり、事故により壊れたりした時
※自己負担額1回の事故につき3,000円
※携行品1つあたり10万円限度
救援者費用等 100万円限度 旅行期間中にいかに該当する場合
1.ケガをして事故の日から180日以内に亡くなられた時
2.病気により亡くなられたとき
3.病気にかかり医師の治療を受け、旅行行程終了後30日以内に亡くなられた時
4.ケガまたは病気により継続して3日以上入院された時
5.搭乗している航空機、船舶等が行方不明または遭難した時
6.事故により生死が確認できない場合または緊急な捜索・救助活動が必要になった時
(ただし被保険者の無事が確認できた後に現地に赴く救援者の費用は対象となりません)
補償対象旅行期間 3ヵ月 海外旅行の目的をもって日本国内の住居を出発されてから住居に帰着されるまでの間で、かつ、日本を出国した前日の午前0時から日本に入国した翌日の午後12時までが補償期間となります。ただし、その料金のお支払いにJCBカードをご利用いただいた時以降に限ります。
また、1回の海外旅行ごとの補償期間は、それぞれ次の期間をもって限度とします
(1)日本出国前に公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金のお支払いにJCBカードをご利用いただいた場合は日本出国時から3か月後の午後12時までの旅行期間
(2)(1)に該当しない場合で、日本出国後に公共交通乗用具の料金のお支払いにJCBカードをご利用いただいたときは、最初の利用時から3か月後の午後12時までの旅行期間

 

【国内旅行傷害保険】

国内旅行傷害保険も任意付帯(利用付帯)なので、国内旅行に関する所定の料金の支払いに「リクルートカード JCB」を利用した場合、国内旅行傷害保険が適用されます。

保険の種類 保険金額 保険金を支払いするケース
[傷害]死亡後遺障害 最高3,000万円 (1)国内航空機・船舶等の公共交通乗用具の搭乗券を購入し、またはJCBが交付するJAL・ANAのエアクーポンを利用し、乗客として搭乗中に傷害を被り下記の(ⅰ)~(ⅱ)に該当した場合

(2)JCBトラベルもしくはJCB加盟の旅行代理店・宿泊施設・運輸会社等で宿泊施設の予約を行い、その料金をチェックイン以前に支払い、宿泊施設の火災・爆発事故により傷害を被り下記の(ⅰ)~(ⅱ)に該当した場合

(3)宿泊を伴う募集型企画旅行の料金を支払い、これに参加中に傷害をを被り下記の(ⅰ)~(ⅱ)に該当した場合

上記の(1)~(3)によりその傷害が原因で事故から180日以内に、

(ⅰ)亡くなられたとき:1,000万円
(ⅱ)後遺障害を生じたとき:その程度に応じて30万~1,000万円

 

「リクルートカード JCB」の旅行傷害保険は「任意付帯(利用付帯)」になります。

事前に、公共交通乗用具(航空機、電車、船舶、バス、タクシーなど)、又は「参加する募集型企画旅行(パックツアー)」の料金を支払う事で適用されます。

これらの条件を満たさないと、旅行傷害保険は適用されません。

 

また、「三菱UFJニコス株式会社発行の「MastercardⓇ」「Visa」の旅行傷害保険も、条件的には「リクルートカード JCB」と同じで、コチラも「利用付帯」になります。

 

【海外旅行傷害保険】
保険の種類 保険金額
傷害による死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害による治療費用限度額 100万円
疾病による治療費用限度額 100万円
賠償責任限度額 2,000万円
携行品の損害限度額 1旅行に付き20万円
(自己負担額1事故3,000円、保険期間中100万円限度)
救援者費用限度額 100万円

 

【国内旅行傷害保険】
保険の種類 保険金額
死亡・後遺障害 最高1,000万円

 

リクルートカードのメリット・デメリット

リクルートカードについての特徴や特典などを色々書いてきましたが、他のカードに比べると、メリットがかなり目立つカードではないでしょうか?

 

メリットを箇条書きにしてみると、

  • 年会費無料
  • 還元率は驚きの1.2%
  • 旅行損害保険/ショッピング保険などの付帯保険、但し利用付帯
  • 電子マネーのチャージにもポイントが付与される。
    但し、付与されるのは全ての電子マネーの利用合計金額が月3万円まで
  • 家族カードの年会費も無料

 

やはり、年会費無料と還元率1.2%は他と比べても、大きなメリットです。

また、最近ではnanacoへのチャージでポイントが貯まるカードはかなり少なくなっていますが、リクルートカードは依然としてnanacoチャージによるポイントが貯まります。

税金や公共料金などもnanacoで支払うことが出来るので、nanacoにチャージすることで大きなポイントを貯められる機会が増えます。
(※全ての電子マネー利用合計金額が月3万円まで)

 

既に述べましたが、リクルートカードの場合、「MastercardⓇ」「Visa」の発行会社は「三菱UFJニコス株式会社」で、「JCB」の発行会社は「株式会社ジェーシービー」になります。

三菱UFJニコスには「POINT名人.com」、ジェーシービーは「Oki Dokiランド」という、カード会社独自のポイントモールがあり、このポイントモールを経由して買い物をする事で、2倍~最大20倍ほどのポイントアップが出来ます。

 

これらのポイントアップモールの中には、Amazonや楽天・Yahooなどの大手通販、高島屋や伊勢丹・京王百貨店などのオンラインショップ、Appleストア・DEll・ビッグカメラ・ヤマダウェブコムなどの大手家電・PCストアなどが紹介されており、それらでカードを利用するとそれぞれポイントがアップするので、ポイントを貯める上で非常に大きなメリットになっています。

 

しかし、リクルートカードには、同じようなポイントアップモールはありません。

リクルートには、じゃらんやホットペッパーグルメなど、ジャンル別では大手と呼ばれるWebサイトを運営しており、確かにメリットは大きいのですが、他社のポイントモールに比べると提携サイトの数も少なくなるので、選択範囲が限られてしまいます。

この点は、リクルートカードの弱点になりそうです。

 

また、「リクルートJCB」では、当初「OkiDokiポイント」も貯められるシステムがあるのかなと思っていましたが、あくまでも貯められるポイントは「リクルートポイント」のみになります。

これは、「三菱UFJニコス株式会社」が発行している「MastercardⓇ」「Visa」も同様です。

ということで、「リクルートカード」は、リクルートが運営しているメディアやWebサイトなどの、グループ企業の中で有利に利用できる「ハウスカード」という位置づけになるという事です。

 

MasteCard/Visaカードを選んだ場合、ETCカードの新規発行に1,000円かかることがデメリットになります。

JCBカードを選んだ場合は、無料になるのでデメリットにはなりません。

 

国際ブランドによって、電子マネーの取り扱いやメリットに若干違いがあります。

MasterCard/Visaの場合、nanaco/楽天Edy/モバイルSuica/SmartIcocaへのチャージがポイント付与の対象になり、JCBの場合、nanaco/モバイルSuicaへのチャージがポイント付与の対象になります。

JCBでは、楽天Edyへのチャージは出来ませんが、QUICPayが利用でき、セブンイレブンで使用した場合、QUICPayでのチャージが還元率1.2%、さらにnanacoのポイント還元率0.5%の計1.7%と、ポイント2重取りが出来ます。

 

Apple Payの場合、利用できるのは「VISA」と「MastercardⓇ」のみで、2017年7月現在「JCB」では利用できません。

これらの違いは、普段どのような生活を送っているかによって、ご自分にメリットの大きい国際ブランドを選ばべいいと思います。

 

付帯条件で、各国際ブランドとも旅行傷害保険はカー外/国内の両方付与されますが、カードを所持しているだけで保険が付帯される「自動付帯」ではなく、カードを利用して交通費やツアー代金などを購入した時のみに付帯される「利用付帯」になります。

 

これも若干のデメリットになりますが、リクルートにはじゃらんなどの大手旅行サイトがあるので、なるべくそれらのサイトでカードを利用して予約を行い、さらにポイントアップした上で保険の付帯条件を満たすという方法で、デメリットはメリットに変えられます。

 

リクルートカードには、確かに「ポイントモールが利用できない」「旅行傷害保険は利用付帯」などのデメリットはありますが、それらのデメリットを忘れさせてくれるような大きなメリット「年会費無料」「高還元率」「電子マネーチャージでのポイント付与」があります。

という事で、「リクルートカード」は、現在最もお勧めしているクレジットカードの一つです。

 

リクルートカードのまとめ

年会費無料のクレジットカードで、現在の一押しカードは還元率1.2%の「リクルートカード」

 

溜まったポイント1ポイントは、Jalマイル0.5マイルへ交換できます。

リクルートカードの還元率が1.2%なので、実質的に0.6%(0.6マイル)のマイル還元率になります。

本家のJALカードの還元率は0.5%なので、本家のカードよりも効率よくマイルを貯められることになります。

 

nanacoへのチャージもポイントに反映されるので、近所にセブンイレブンがありnanacoを頻繁に使い、nanacoで公共料金や税金を払うという方、そしてJALマイルを貯めている方には「リクルートカード」はお勧めです!

 

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