年会費永年無料！JCB EIT（エイト）の特徴やメリット・デメリット

JCB EITの年会費について

「JCB EIT」は、2019年4月15日（月）をもって新規募集を終了するようです。
「JCB EIT」の代替として、新しいリボ払い専用カード「JCB CARD R」が新登場しています。

JCB EITはクレジットカードですが、リボ払い専用のカードになります。

リボ専用カードとは言っても、普通のクレジットカードと同じように使用できます。

この件は、後で説明します。

JCBのクレジットカードに関する調査によると、クレジットカードを利用する理由として、実に33％の人が年会費が無料だったり安いカードを選ぶという結果が出ています。

一度クレジットカードを作ると、長い期間使い続ける場合が多いので、毎年必然的にかかるコストはやはり抑えたいというのが普通の考えなんでしょう。

その観点から考えると、「JCB EIT」は消費者の需要にピッタリ合っています。

その反面、年会費無料のカードだと、サービス面がどうしても劣る場合が多いです。

しかし、「JCB EIT」は年会費無料とは思えないほど、サービス面も充実しています。

還元率の高さ

カードを利用していく上で、大きな比較基準となるのが

「買い物をして、どれぐらいポイントが付くのか？」

「その貯まったポイントを、マイルや商品に交換するレートはいいの？」

それを、通常「付与率」や「還元率」で表記したりするのですが、

その詳しい説明は下記のページで…

クレジットカードは何を基準に選べばいいの？還元率？年会費？付帯条件？

https://www.cbankersmtg.com/info/credit4

クレジットカードは何を基準に選べばいいの？クレジットカードを作ろうにもどのように選んだらいいのかわからない…そんな方に、選別法としてまずポイント還元率で比較することをお勧めします。 では、還元率とは一体何の事でしょう？クレジットカードを紹介するページに、よく「100円で1ポイント」とか「1000円で5ポイント」とかのポイント特典が表記されていますよね？勘違いされている方がいますが、これは還元率ではありません。 この「100円で1ポイント」などの表記は、ポイント付与率を計算するためのもので、利用金額...

人気のクレジットカードの特徴やメリットを徹底比較

「JCB EIT」の場合、クレジットカードの大きな選択基準でもある還元率が「1.0％」と、かなり高い部類に入るクレジットカードです。

通常、クレジットカードの還元率は「0.5％」ほどが一般的ですが、「JCB EIT」の還元率は一般的なクレジットカードの2倍の還元率になります。

「JCBオリジナル」などの他のJCB系のカードが0.5％に対して、「JCB EIT」だけがポイント2倍もらえる、JCB系のカードの中で最も条件のいいカードです。

「JCB EIT」を利用して買い物をした場合、1,000円の買い物をするたびに「Oki Dokiポイント」が2ポイント貯まります。

※JCB系のクレジットカードのポイントは、全てこの「Oki Dokiポイント」になります。

貯まったポイントを商品などに変更する際に、この1ポイントは5円ほどの価値になるので、2ポイント付与されたら10円の価値になります。

1,000円の買い物で2ポイント（10円）なので、還元率は1.0％になるということです。

しかも年会費無料のカードで還元率1.0％なので、かなり大きなメリットになります。

少しだけ注意が必要なのは、1ヶ月の合計金額に対して、1,000円ごとに2ポイント付与されます。

ということは、合計金額が58,999円だとしたら、58,000円分にしかポイントは付かず、999円はポイント計算上は切り捨てになります。

100円単位でポイントが付与されれば一番いいのですが、こればかりはカード会社の規約なのでどうしようもありませんね…

中には100円・200円単位で付与されるカードもありますが、「JCB EIT」同様に1,000円単位でポイント付与されるクレジットカードのほうが多いです。

1回の買い物ごとではなくて1月分の合計金額なので、そこまで大きなダメージにはならないと思います。

締め日のポイント計算で切り捨てられる金額が大きいかどうか…

月額合計金額をピッタリ1.000円単位で狙って合わせられる人はいないと思うので、

これは運次第になりそうですね…

デザイン選べておしゃれなカード

「JCB EIT」には、「QUICPay搭載型」「QUICPay非搭載型」の2タイプのカードがあります。

それぞれのカードに、各3種類ずつのデザインカードがあります。

「QUICPay搭載型」は下記の3種類になります。

「QUICPay非搭載型」は下記の3種類になります。

通常、クレジットカードは1種類のカードしかなく、デザインが違うと言っても国際カードが違うだけの場合が多いです。

「JCB EIT」はJCBのカードなので、国際カードは当然JCBの1種類だけになりますが、上記の通りデザインは計6種類あります。

デザインを見ると、若い人が選びやすいカードになっていると思います。
 

「QUICPay搭載型」と「QUICPay非搭載型」について

JCBカードは、後払い式電子マネーQUICPay(クイックペイ)が使えます。

この「QUICPay(クイックペイ)」は「nanaco」と非常に相性がよく、もしnanacoをお持ちなら、裏側を見て下さい。

nanacoの裏側には、「QUICPay(クイックペイ)」のロゴが入っているはずです。

上記にあるように、「JCB EIT」のカードは6種類のデザインで、「QUICPay搭載型」「QUICPay非搭載型」で各3つのカードから選べます。

「QUICPay」は、ガスト・バーミヤン・藍屋・ジョナサンなどのファミリーレストラン、ほぼ全てのコンビニチェーン店、イオンやヨーカドーなどのスーパーマーケット、Eneos・昭和シェルなどのガソリンスタンド、マツモトキヨシなどのドラッグストアなど、数多くの加盟店で利用できます。

仮に「QUICPay搭載型」を選んだ場合、「JCB EIT」のカード1枚で「QUICPay」を利用できます。

店舗で「QUICPay(クイックペイ)で支払い」と言うと、そのまま「JCB EIT」で支払うことが出来ます。

「QUICPay(クイックペイ)」は後払い式電子マネーなので、前もってお金をチャージする必要がなく、毎月のクレジットカードの支払いと一緒に請求されます。

何枚もカードを持ち歩きたくない方にはお薦めです。

仮に「QUICPay非搭載型」を選んだ場合、「QUICPay(クイックペイ)」は別にカードを用意する必要があります。

JCBの管理画面から、QUICPayに「今すぐ申し込む」のボタンをクリックします。

次のページに、いくつか表示されます。

カードによって若干内容が変わります。

全て「QUICPay(クイックペイ)」として利用できるツールです。

ANA系のJCBカードだと、下記のような画像が出てきます。

財布などに付けられるキーホルダー型の「QUICPay(クイックペイ)」です。

そこで重要になってくるのが「nanaco」です。

7-11で購入できる通常の「nanaco」カード（※1）と、ANA系のJCBカードで発行可能なキールルダー型の「QUICPay」（※2）は、nanacoと一体型の「QUICPay」で、名前を「QUICPay(nanaco)」と言います。

それ以外のカードは、nanacoとは紐付けることが出来ないので、通常の「QUICPay」ということになります。

nanacoと「QUICPay」を紐付けるのは、JCBの管理画面から行うことになります。

紐付けることによって、（※1）と（※2）は「QUICPay(nanaco)」になるわけです。

nanacoは先払い型ですが、「QUICPay」は後払い型の電子マネーなので、「QUICPay(nanaco)」も後払い型の電子マネーになります。

ですので、7-11のレジでは、必ず「QUICPayで支払います。」という必要があります。

通常のnanacoに「QUICPay」を紐付けた「QUICPay(nanaco)」は、そのまま見た目もnanacoと同じカードなので、店員さんが間違えてしまうからです。

nanacoに間違えられると、nanacoに入金されている金額から、支払金額を差し引かれてしまいます。

ですので、必ず「QUICPayで支払います。と宣言して下さい。

「QUICPay」と「QUICPay(nanaco)」での支払いの件

では、通常の「QUICPay」と「QUICPay(nanaco)」を利用して、「JCB EIT」で最終的に支払いを行った場合に違いがあるのでしょうか？

7-11で「QUICPay」を利用して1,000円の買い物した場合、「Oki Dokiポイント」が2ポイント付与されます。

7-11で「QUICPay(nanaco)」を利用して1,000円の買い物した場合、同じように「Oki Dokiポイント」が2ポイントされますが、更にnanacoポイントも、5ポイント（200円毎に1nanacoポイント）付与されます。

さらに、商品ごとに異なるボーナスポイントももらえます。

Oki Doki2ポイントは、nanacoポイントに換算すると10ポイントなので、この場合、計15nanacoポイント＋ボーナスポイントもらえることになります。

通常、7-11でnanacoを利用して1000円の買い物をした場合、100円につき1ポイントなので、計10ポイントもらえます。

単純にnanacoを利用して買い物をするよりも、「JCB EIT」を利用して「QUICPay(nanaco)」で支払う方が1.5倍も得する計算になります。

nanacoポイント換算だと、1000円の買い物で20nanacoポイントになり、単純にnanacoで買い物をするよりも、2倍お得になるわけです。

「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」について

JCBカードには、年間でカードを一定金額以上利用した場合に、特別に提供するメンバーシップサービスがあります。

それが、「JCB STAR MEMBERS（スターメンバーズ）」です。

一年間に利用した金額の合計によって、それぞれランク分けされ還元率がアップします。

集計期間は、毎年12月16日から翌年の12月15日までの1年間で、特典の適用期間は翌年2月分から翌々年1月分までとなります。

「JCB EIT」の場合は、下記のようにランク分けされ、それぞれ還元率の比率がアップします。

「Oki Dokiランド」について

「Oki Dokiランド」とは、JCBが運営するポイント優待サイトで、ここを経由することによってポイントを効率良く貯めることが可能になります。

各提携店舗や企業によって、優待ポイント倍率は様々ですが、「Oki Dokiランド」経由で通常のJCBの還元率0.5％から2倍～最大20倍アップしますので、JCBでポイントを貯める場合にはショッピングの前に「Oki Dokiランド」をチェックするのは必須ということになります。

逆に言うと、「Oki Dokiランド」を経由しないで直接ショッピングサイトに行って買い物をした場合、ポイントをかなり損しているということです。

数多くのWebショップや公式サイトの登録がありますが、気になるサイトのポイント倍率情報などを調べてみました。

Amazonや楽天・Yahooは勿論のこと、ZOZOTOWN・ユニクロなどもポイントアップの対象になっているのは、大きなメリットだと思います。