ステータス重視で充実サポート&旅行にも便利なアメックスカードの特徴やメリット

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アメリカン・エキスプレス・カードについて

アメリカン・エキスプレス・カード(通称:アメックス)といえば、クレジットカードの5大国際ブランドの一つであり、ダイナースと並ぶステータスカードとしても有名なカードです。

日本で始めて「ゴールドカード」を発行したのも、1980年の「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」だと言われています。

 

一般カードの「アメリカン・エキスプレス・カード」の日本での発行が1983年なので、ゴールドカードよりも遅いのが少し不思議ですが、これは他社と差別化するために高級感を打ち出した一種の戦略的マーケティングだと言われています。

これは見事に成功し、今でも日本ではステータスの高い国際ブランドとしての地位を確立しています。

以前は、日本でのアメックスカードの取扱店舗の少なさが指摘されることもありましたが、現在はJCBとの提携によりJCB加盟店でも利用できるようになっており、アメックスカードの使用を断られることは殆どありません。

 

アメリカン・エキスプレス・カードの種類について

アメリカン・エキスプレス・カードは、現在アメックス日本支社が発行する「プロパーカード」と他社との「提携カード」、セゾン・アメックスなど他社に発行を認めている「ライセンス提携カード」と、3種類のカードが存在します。

「プロパーカード」と「提携カード」のポイントはアメックスのリワードポイントになり、「ライセンス提携カード」のポイントは発行元のポイント(例えばセゾンだと永久不滅ポイント)になります。

そして、アメックス発行のプロパーカード・他社との提携カードの2種類のカードは、俗に「本家カード」とも呼ばれており、下記のカードがアメックスの公式サイトにも表示されています。

 

下記に、カード名・年会費・家族(追加)カードをまとめてみました。

カード名 年会費(税込) 家族・追加カード
年会費(税込)
アメリカン・エキスプレス・カード 13,200円(税込) 6,600円(税込) 最大6枚まで
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 31,900円(税込) 1枚目は無料 2枚目より13,200円(税込) 最大6枚まで
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード 143,000円(税込) 4枚まで無料発行
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード 13,200円(税込) 追加カード6,600円(税込)
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード 34,100円(税込) 追加カード13,200円(税込)
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード 143,000円(税込) 追加カードは4枚まで無料
5枚目以上は1枚につき年会費13,200円
ANAアメリカン・エキスプレス・カード 7,700円(税込) 2,750円(税込) 最大6枚まで
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 34,100円(税込) 17,050円(税込) 最大6枚まで
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード 165,000円(税込) 4枚まで無料発行
デルタ スカイマイルアメリカン・エキスプレス・カード 13,200円(税込) 1枚目は無料 2枚目より6,600円(税込) 最大6枚まで
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 28,600円(税込) 1枚目は無料 2枚目より13,200円(税込) 最大6枚まで
ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード 145,400円(税込) 7,700円(税込) 最大6枚まで
スターウッド プリファードゲスト(SPG) アメリカン・エキスプレス・カード 34,100円(税込) 17,050円(税込) 最大6枚まで

 

上記の他に、最上級のカードとして「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード(通称:ブラックカード)」があります。

このカードは公式サイトにも表示されておらず、サービス内容も会員以外に正式に公開されていません。

2018年より、センチュリオンカードの入会金は100万円、年会費は50万円だと言われています。

 

また、上記の表からはすでに外しましたが、2021年9月30日より「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」と「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」の新規発行受付が終了になります。

 

年会費・家族カード・ETCカードについて

上記にもあるように、「アメリカン・エキスプレス・カード」の年会費は12,200円(税込)で、家族会員は6,600円(税込) 最大6枚まで発行が可能です。

年会費無料のカードが数多く存在する中で、アメックスの場合は一般カードでも他社のゴールドカードなみの年会費がかかるので、コスト的にはかなり不利ですが、アメックスグリーンを所有したい方で「この年会費だから申し込むのは躊躇する」という方はあまりいないと思います、

ゴールドカードの31,900円(税込)やプラチナカードの143,000円(税込)になると、流石に躊躇する方も出てくるとは思いますが…

やはりこのハードルの高さは、アメックスのステータスを高める一つの要因にもなっているのではないでしょうか?

 

アメックス・グリーンカードはアメックスの中では一般カードに値しますが、他社のゴールドカードと同等のカードとして捉えられたりします。

というのは、ゴールドカード以上の人が入れる羽田空港や成田空港などの「カードラウンジ」には、アメックスカードの場合一般カードである「アメックス・グリーン」での入店が可能です。

という事で、「アメックス・グリーン」は他社ゴールドカードなみのステータス性があると言うことになります。

 

ETCカードに関しては、年会費無料、新規発行手数料は1枚につき935円(税込)がかかります。

申込み後約2週間ほどで手元に届きます。

ETCカードの発行可能枚数は、基本カード会員は一人につき5枚まで、家族/追加カード会員は一人につき1枚の発行となります。

 

還元率とメンバーシップ・リワード・プラス

「アメリカン・エキスプレス・カード」は、他のクレジットカード同様、カードを利用することでポイントが付きます。

「アメリカン・エキスプレス・カード」のポイント・プログラムは、「メンバーシップ・リワード」という名前のプログラムです。

カード利用100円につき1ポイント貯まるので、還元率は1.0%ということになります。

他社クレカと比較すると、還元率に関しては特別良くも悪くもなく、ごく一般的な還元率です。

 

「アメリカン・エキスプレス・カード」のポイントには、最大3年間という有効期限があります。

但し、ポイントを一度でも交換すれば、有効期限は無期限になります。

また、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すれば、ポイントを交換しなくても有効期限が無期限になります。

 

最初、「メンバーシップ・リワード」と「メンバーシップ・リワード・プラス」の関係性がよくわかりませんでした。

簡単に言うと、「メンバーシップ・リワード」とは「アメックスのポイントプログラム」で、「メンバーシップ・リワード・プラス」は「ポイントの交換率をアップするための有料サービス」ということになります。

 

有料サービスなので、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録するためには、年間参加費3,300円(税込)がかかります。

「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録した場合、何もなければそのまま毎年同じ日付で自動更新になり、参加費3,300円(税込)がかかります。

ところが、1年間で貯まったポイントを希望の商品やマイルに交換しようとしても、ポイントが足りないこともあります。

そして、ポイントを交換する必要がない時にも毎年この参加費を払うのは、個人的には無駄だと思っています。

 

ということで調べてみたら、毎年この参加費を支払う必要がないことに気が付きました。

ポイントを交換したくない場合は、「メンバーシップ・リワード・プラス」を解約すればいいのです。

その後は、ポイントが充分貯まったら再度「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録して、年会費を支払った上で交換比率をアップし、希望の商品やマイルなどに交換をすれば効率的にポイント交換が出来ます。

そして、「メンバーシップ・リワード・プラス」の自動更新の前に解約をして、また最初からポイントを貯めるというのを繰り返せば、余分なコストを掛けずに効率的なポイント交換が出来ます。

 

また、「アメックス・グリーン」「アメックス・ビジネスグリーン」など、複数のアメックスカードを所有している場合、カードの名義が同一であればリワードポイントを合算することが出来ます。

但し、「アメックス・グリーン」と「ANAアメックス」のように、提携カードやプログラムの異なるカードとのポイント合算はできません。

 

「メンバーシップ・リワード・プラス」の加入と解除を繰り返していると、一体現在は加入中なのかどうか忘れることもあります。

その場合は、アメックカードの管理画面から調べることが出来ます。

まず、アメックスのカード利用状況の「ご利用履歴」をクリックします。

アメックス管理画面1

 

そうすると、次の画面の下方に「最新ポイント数」の記載があり、その上に「メンバーシップ・リワード・プラス」の記載があります。

この記載がある場合は、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録中ということになります。

アメックス管理画面2

 

ですが、「メンバーシップ・リワード・プラス」の更新時期は記載していません。

それを確かめるには、カード利用代金明細書にて、前回のメンバーシップ・リワード・プラス参加費の利用日を確認するしかありません。

「メンバーシップ・リワード・プラス」は、毎年同じ日付で自動更新されるので、もし更新をキャンセルする場合は利用開始日を自分で確かめる必要があります。

また、利用代金明細書を探すのが面倒くさい場合は、カード裏面の電話番号に連絡をして確かめることも可能です。

 

そして、「メンバーシップ・リワード・プラス」の登録をキャンセルする件ですが、更新の解約ボタン等をオンライン上で探しましたが見つかりませんでした。

ではどうすれば良いのかと言うと、アメックスのQ&Aにもありますが、更新前にアメックスに電話して更新のキャンセルをする必要があります。

加入時期を忘れないようにするためには、スマホのスケジュールアプリ等に登録しておくことをお薦めします。

 

ポイントを貯めるために必要な事

ポイントを貯めるためには、とにかく毎月必ず支払う出費をカードで支払う。

これがまず鉄則です。

例えば公共料金等は、銀行引き落としにしている方が多いですが、これだとほとんどメリット無いですよね?

楽天銀行などは、ポイント制で振込手数料やATM引き出しが無料になったりしますが、これも利用しなければあまり意味ないですし、カードで払うだけでポイントを貰えるわけですから、利用しないともったいないわけです、

 

最近は、電気料金を電気会社以外の会社が徴収するケースが多いです。

例えば、auは「auでんき」として、電気料金も携帯料金とまとめて支払うことが出来ます。

これだと、毎月「au Walletプリペイドカード」にキャッシュバックしてもらえます。

電気料金払いでキャッシュバック、カード払いでポイントと、ダブルで得するわけです。

但し、受電サービスを導入しているような一部のマンションや。オール電化住宅などでは、「auでんき」などは利用できません。

 

例外なのは、NHKの料金はポイントが加算されないことです。

また、下記の公共料金は、100円=1ポイントではなく200円=1ポイントと、ポイントが半減され還元率は0.5%になります。

一見すると損のような気もしますが、カード払いにしなければ何もポイントは付かない訳ですから、カード払いにしてもなんら損はしないということです。

電力会社 ガス会社 水道局 公金・税金・他
北海道電力
東北電力
東京電力エナジーパートナー
中部電力
関西電力
中国電力
九州電力
沖縄電力
北陸電力
四国電力
北海道ガス
京葉ガス
東京ガス
東邦ガス
広島ガス
西部ガス
長野都市ガス
大阪ガス
札幌市水道局
東京都水道局
武蔵野市水道部
横浜市水道局
長崎市上下水道局
大阪市水道局
国税
国民年金保険料
都道府県税など

※「Yahoo!公金支払い」は100円=1ポイントです。

 

また、最近は家賃の支払いもカード払い対応のケースも増えています。

例えば家賃10万円のマンションに住んでいて、それがクレジット払い出来るとしたら、もうそれだけで年間120万円になります。

それに、携帯料金・インターネット料金・公共料金・駐車料金など、毎月支払うべき料金は全部クレジット払いにまとめてしまえば、それだけでかなりの金額になりますよね?

 

「カード払いにするとお金に余裕があるような感じに思えて、使いすぎたりするかもしれないので怖い。」

という方も多いですが、これらの支払いは、銀行引き落としにしようがカード払いにしようが、最終的には必ず支払う必要のあるお金ですよね?

ただ単に支払い方法が変わるだけなので、自分できちんとお金の管理をすれば問題ないと思いますけどね…

 

それに、最終的にはカード会社を通して銀行から引き落とされるわけですから、タイミングが1ヶ月ほどずれるだけの問題ですよね?

しかも、クレジットカードの翌月一括払いは利息がかからないので、現金払いとなんら変わらないと思うのですが…

少しだけ注意が必要なのは、精算のタイミングが違うので、例えば現在住んでいるマンションがクレカ払いOKで、次に引っ越す場所は銀行引き落としのみの場合、入居した時の最初の支払いと前回の最後の支払いが重なって、2重払いになる可能性があるという事です。

 

しかし、これも前もって準備しておけば良いことなので、そんなに負担にはならないと思います。

もし、これから引っ越しを考えている方、この家賃のクレジットカード払いが可能かどうか、一度調べてみてはどうでしょう。

ポイントがかなり貯まりますよ!

 

リワードポイントをマイルへ移行する場合

アメックスカードの場合、ポイントをANAマイルへ移行できる上限は、1年間(1月1日-12月31日マイレージ付与完了日)で4万マイルになります。

メンバーシップ・リワード・プラスに登録中の場合は、4万マイル=4万ポイント必要になります。

メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合は、4万マイル=8万ポイント必要になります。

何故未登録の場合の必要ポイント数の方が多いのかと言うと、未登録の場合は年会費がかからない代わりに、交換比率が登録している場合の半分になるからです。

 

下記が、リワードポイントからANAマイルへの交換率になります。

「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録するかしないかで、下記の通りに交換比率が変わります。

登録済の場合 未登録の場合
1,000ポイント=1,000マイル
最小1,000ポイントから利用可能
2,000ポイント=1,000マイル
最小2,000ポイントから利用可能

 

「メンバーシップリワードプラス」に未登録のままANAマイルへ交換すると、半分のマイルしかもらえません。

ちなみに、2018年12月31日までは上限8万マイルまで交換できたので、2019年からはマイル交換は半減されたことになります。

 

ANAアメックスカードの場合は、リワードポイントからマイルへの移行上限はありません。

「リワードポイントは必ずANAマイルへ移行したい。」という方は、ANAアメックスカードを選択すべきです。

 

ANAアメックスカードの場合、ANAマイルへの「ポイント移行コース」への参加費は年6,600円(税込)かかります。

アメックスカードの場合は、まず交換率を「1,000ポイント=1,000マイル」にするために、年会費3,300円(税込)の「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録する必要があります。

さらに、年会費5,500円(税込)の「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録が必要なので、合計8,800円(税込)の追加の会費が必要になります。

 

もちろん、両方ともポイントを移行しない場合は、これらの年会費を支払う必要がないので2年に一度移行すれば経費は抑えられますが、それでもANAマイルへ移行する場合はアメックスカードの方が年2,200円(税込)余分にかかります。

ANAマイルへ移行しないで他の商品・サービスを選ぶ場合、交換率が高まる年会費3,300円(税込)の「メンバーシップ・リワード・プラス」登録のみの「アメックスカード」の方がお薦めになります。

「交換率はあまり気にしない。そのままのポイントを交換したい。」という方であれば、そもそも「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録する必要がないので、追加の会費は支払う必要がありません。

 

ANAアメックスの場合、航空マイルへの移行は「ANAマイル」のみになりますが、アメックスカードの場合はJALを含む他の航空会社のマイルへの移行も可能です。

その場合、年会費5,500円(税込)の「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録も当然必要ありません

 

リワードポイントからマイルへ移行可能な主要航空会社とプログラム名は、下記の通りです。

航空会社名 マイレージプログラム名
ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブクラブ
デルタ航空 スカイマイル
シンガポール航空 クリスフライヤー
ヴァージンアトランティック フライングクラブ
エールフランス フライング・ブルー
タイ国際航空 ロイヤルオーキッドプラス
キャセイパシフィック航空 アジア・マイル
チャイナエアライン ダイナスティ・フライヤー・プログラム
エティハド航空 エティハドゲスト
エミレーツ航空 エミレーツスカイワーズ
カタール航空 プリビレッジクラブ
KLM フライイング・ブルー
アリタリア クラブミッレミリア
スカンジナビア航空 SASユーロボーナス
フィンランド航空 フィンエアープラス

 

そして、上記の航空会社のマイレージプログラム交換レートは、下記の通りになります。

「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録するかしないかで、下記の通りに交換比率が変わります。

登録済の場合 未登録の場合
1,250ポイント=1,000マイル
最小1,250ポイントから利用可能
2,000ポイント=1,000マイル
最小2,000ポイントから利用可能

 

ANAとその他の航空会社のマイル移行を比較すると、下記の通りになります。

リワード・プラス ANAマイル移行 ANA以外のマイル移行
登録済の場合 1,000ポイント=1,000マイル
最小1,000ポイントから利用可能
1,250ポイント=1,000マイル
最小1,250ポイントから利用可能
未登録の場合 2,000ポイント=1,000マイル
最小2,000ポイントから利用可能
2,000ポイント=1,000マイル
最小2,000ポイントから利用可能

 

メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合、ANAを含めた全ての航空会社の交換比率は同じになります。

ですが、メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、ANAマイルへの交換が一番得をします。

マイルへ交換する場合、メンバーシップ・リワード・プラスに登録しANAマイルへ移行するのが、一番得をすることになります。

 

但し、ANAマイルへ移行するためには、メンバーシップ・リワード ANAコースへの登録が必要で、年5,500円(税込)の会費が必要となります。

その他の提携航空会社のマイルへ交換する場合は、別途航空会社のマイレージプログラムへの参加登録は必要ですが、会費等の追加料金はかかりません。

ということで、交換レートはANAマイルが一番得しますが、コスト的にはANAマイルへの交換は不利ということになります。

 

余分なコストをかけないマイル移行を考えた場合、ブリティッシュエアウェイズのマイル移行をお薦めします。

理由としては、下記の理由が挙げられます。

  • 特典航空券が取りやすい
  • ヨーロッパ方面(特にロンドン行き)の必要マイルが他社よりも少ない
  • JAL国内線の特典航空券にも交換できる

 

その他のポイント交換先について

貯めたポイントを交換できるのは、マイルだけではありません。

ポイントカード・提携ホテルのポイント・カード利用代金での利用・商品アイテムなど、様々な交換先があります。

主な交換先プログラムの必要ポイントなど

年会費3,300円(税込)の「メンバーシップ・リワードポイントプラス」に加入済の場合と、未加入の場合の交換比率&還元率を、主な交換先別に比較してみます。

 

項目 リワードプラス加入済
還元率
リワードプラス未加入
還元率
ANAマイル 1000pt→1000マイル
1.0%
2000pt→1000マイル
0.5%
ANA以外のマイル 1250pt→1000マイル
0.8%
2000pt→1000マイル
0.5%
楽天スーパーポイント 3000pt→1500Sポイント
0.5%
3000pt→1000Sポイント
0.33%
Tポイント 3000pt→1500Tポイント
0.5%
3000pt→1000Tポイント
0.33%
ヒルトンHオナーズ 1000pt→1250hポイント
1.25%
2000pt→1250hポイント
0.625%
SPG/マリオット リワード 1000pt→990ポイント
0.99%
2000pt→990ポイント
0.495%
アメックス・トラベルオンライン 1000pt→1000円
1.0%
1000pt→400円
0.4%
H.I.S アメックス・トラベルデスク 1000pt→800円
0.8%
1000pt→400円
0.4%
日本旅行の各店舗 1000pt→800円
0.8%
2000pt→800円
0.4%
マルイウェブチャネル 1000pt→500~1000円
0.5~1.0%
1000pt→300円
0.3%
BUYMA 1000pt→500~1000円
0.5~1.0%
1000pt→300円
0.3%
ベルメゾン 1000pt→500~1000円
0.5~1.0%
1000pt→300円
0.3%
ヨドバシカメラ店頭 2000pt→1000円分商品券
0.5%
3000pt→1000円分商品券
0.33%
高島屋店頭 2000pt→1000円分商品券
0.5%
3000pt→1000円分商品券
0.33%
航空会社でのカード利用代金 3000pt→3000円
1.0%
3000pt→900円
0.3%
ホテルなどでのカード利用代金 3000pt→2400円
0.8%
3000pt→900円
0.3%
旅行関連以外でのカード利用代金 3000pt→1500円
0.5%
3000pt→900円
0.3%

 

クーポンや商品券への交換

貯まったポイントは、クーポンや商品券に交換することも可能です。

商品券やWEBで直ぐ利用できるEクーポンなど、下記に主な交換先と必要ポイント数&還元率を比較してみました。

項目 交換ポイント数
還元率
アメックス百貨店ギフトカード 3,000ポイント→1,000円分
9,000ポイント→3,000円分、他
0.33%
IKEAギフトカード 3,000ポイント→1,000円分
0.33%
モスバーガー モスカード 3,000ポイント→1,000円分
0.33%
全国百貨店共通 商品券 3,000ポイント→1,000円分
0.33%
サムソナイト ショッピングクーポン 5,000ポイント→5,000円分
1.0%
ユナイテッドアローズ ショッピングクーポン 6,000ポイント→5,000円分
0.83%
ハンティング・ワールド ショッピングクーポン 5,000ポイント→5,000円分
1.0%
Amazonギフト券 3,000ポイント→1,000円分
15,000ポイント→5,000円分
0.33%
Apple iTunesギフトコード 3,000ポイント→1,000円分
0.33%
Google Play 3,000ポイント→1,000円分
0.33%
ANA SKYコイン 3,000ポイント→1,000円コイン
0.33%
サーティワンアイスクリーム ギフト券 1,200ポイント→レギュラーシングル
1,500ポイント→500円
0.33%
Dinos eクーポン 2,500ポイント→2,000円分
0.8%
LAWSON ローソンお買い物券 1,500ポイント→500円分
0.33%
nanacoギフト 1,500ポイント→500円分
0.33%
Starbucks eGift ドリンクチケット 1,500ポイント→500円分
0.33%
すかいらーく お食事券 3,000ポイント→1,000円分
0.33%
ドットマネーギフトコード 1,500ポイント→500円分
0.33%
ファミリーマート Eクーポン 1,500ポイント→500円分
0.33%
ポイントタウン byGMO 1,500ポイント→500円分
0.33%
ブルックスブラザーズ(Web限定) 2,500ポイント→2,000円分
(1回の決済につき1口/5,000円以上購入)
0.8%
ミスタードーナツ ギフトチケット 600ポイント→200円分
1,500ポイント→500円分
3,000ポイント→1,000円分
0.33%

 

一番還元率が高いのは、リワードポイントプラスに加入済の「ヒルトンホテル Hオナーズポイント」になります。

次にANAマイルの還元率が高く、アメックス・トラベルオンライン、航空会社でのカード利用代金、SPG/マリオット リワードと続きます。

 

商品券やEクーポンの中では、サムソナイトとハンティングワールドが一番還元率が高く、次にユナイテッドアローズ・ブルックスブラザーズになります。

その他の商品券・Eクーポンは、は還元率0.33%とあまりお薦めの交換先ではありません。

「ヒルトンホテル Hオナーズポイント」が一番高い交換率ですが、用途がどうしても限られてしまうので、やはり一番のお薦めはANAマイル、商品券・Eクーポンではサムソナイトとハンティングワールドということになります。

 

アメックスカードの限度額について

基本的に、クレジットカードを申し込んで契約する際には、カードごとに限度額がキチンと決められて、その金額は毎月の利用代金明細書やWEBサービス上で確認することが出来ます。

アメックスカードの場合も、個々に限度額が決められていますが、その数字はどこにも記載されていません。

では、どうやって確認するかというと、電話をかけて聞くか管理画面上で確認するしかありません。

最初は、これがちょっと面倒くさいです…

 

管理画面を開くと、下記の「カードご利用可能額の確認」という場所をクリックします。

利用可能額確認1

 

そうすると、下記の画面が表示されるので、空欄に数字を入力して下の確認ボタンを押します。

利用可能額確認2

 

下記のような画面が表示されたら、入力した数字以下の金額しか限度額が設定されていないということになります。

そこで、下の方の「金額を変えてもう一度確認する」という箇所をクリックします。

利用可能額確認3

 

下記の画面が出てきたら、入力した数字は「可能限度額内」の金額だということになります。

利用可能額確認4

 

問題なのは、管理画面上で確認する場合、一日に2回しか確認が出来ないことです。

仮に複数枚のアメックスカードを持っていた場合、2回×枚数分の確認が出来ます。

 

セゾンアメックスなどの「ライセンス提携カード」の場合は、ポイントプログラムは提携先のプログラムになるので、管理画面自体も上記のアメックスの管理画面での利用はできません。

セゾンアメックスだと、管理画面は「NETアンサー」になるので、ログインすれば限度額は簡単に確認できるはずです。

 

初めてアメックスカードを作った場合、限度額がどれぐらいか全く見当がつかないので、確認できるまでに何日もかかることがあります。

電話で聞けば一回で済むのですが、電話ではなかなか聞きにくいと言う方もいるはずです。

なぜ何日もかかったりするかというと、最初は当てずっぽうに金額を入れるしかないからです。

 

しかも、ギリギリの金額を見つけるまでに、数字を変えて何度もやり直す必要があります。

何しろ一日に2回しかチェック出来ないので、思ったより限度額が大きかったり又は少なかったりすると、なかなか目当ての数字に行き当たりません

まぐれで直ぐ分かる場合もありますが、大抵は何日か必要になります。

 

空港ラウンジの利用について

飛行機をよく利用している方なら当然ご存知だと思いますが、空港にはラウンジがあります。

その空港ラウンジにもいくつか種類があり、主なラウンジは次の3種類に分類されます。

  • 航空会社のラウンジ
    ANAやJALなどの航空会社が提供しているラウンジで、ビジネス・ファーストクラスやプレミアムクラスを利用の方、上級カード会員などが利用できます。
    資格が無いと、お金を払っても利用はできません。
  • プライオリティパスラウンジ
    プライオリティ・パスというラウンジ利用専用のカードを所持している方が利用できます。
    また、プレミアムカード以上の特典として、付帯しているクレジットカードもあります。
    アメックスの場合は、ゴールドカード以上の特典になります。
    年会費は99ドルから(最高429ドル)、使用料金は1回32ドル
  • クレジットカード提携のラウンジ(通称:カードラウンジ)
    主に、加盟しているクレジットカードのゴールドカード以上の方が無料で利用できます。
    お金を払えば誰でも利用はできます。
    アメックスグリーンは、カード会員本人だけではなく、同伴者も1名まで無料で利用可能

 

アメックス・グリーンの場合は一般カードですが、他社のクレカのゴールドカードなみのステータスがあるため、ゴールドカード以上の方が利用できる「カードラウンジ」を無料で利用できます。

カード所有者本人だけではなく、同伴者も1名まで無料で利用できます。

新幹線を利用する場合は、ギリギリに行っても特に問題なかったりしますが、飛行機にのる場合は、検査場などが混雑していることもあるので、やはり早めに空港に到着しますよね?

そんな時間が余っているときには、ラウンジに入れるカードを持っているのは便利です。

 

日本人は、ハワイが大好きでハワイに旅行する人も多いですが、ハワイのオアフ空港(今は名前が変わって、ダニエル・K・イノウエ空港)にもカードラウンジはあります。

ハワイの空港ターミナル

 

ハワイの空港ラウンジ

 

但し、利用できるクレジットカードも多いので、狭い地方空港のラウンジや繁忙期などは非常に混んでいる時もあります。

そして、アメックスゴールドカードの場合は、通常99ドルの年会費が必要な「プライオリティ・パス・メンバーシップ」に無料で登録出来て、1回32ドルかかる利用料が年間2回まで無料で利用できます。

 

空港ラウンジの中で一番良いのは、国際線の航空会社ラウンジです。

この航空会社ラウンジに入れるようになるためには、やはり数多くその航空会社を利用するしかありません。

最低でも1年間に50万~60万以上使って飛行機に乗り、ある一定のプレミアムポイントを貯めることで、上級会員の資格を得られます。

 

そして、この上級会員の資格を行使できるのは、要件を達成した翌年1年間のみですが、例えばANAだとスーパーフライヤーズカードを手に入れることで、カードを解約しない限りその権利を持ち続けることも出来ます。

ANAのスーパーフライヤーズカードへの切り替えができるカードは、基本的にANAカードのみで、例え条件をクリアしたとしてもアメックスカードからは切替は不可能です。

アメックスだと、「ANAアメックスカード」からの切り替えは可能です。

 

個人的に、2018年はこの「スーパーフライヤーズカード」に切り替えようと奮闘して、無事ポイントを達成しました。

こちらに記事があります。

 

このANAの「スーパーフライヤーズカード」に切り替えようと考えたのは、個人的に所有している「アメックス・ビジネスグリーン」と「ANAアメックスゴールド」をメインに利用し、ポイントがどんどん貯まり始めたからでした。

そして、貯まったポイントをANAスカイコインへ交換し、それを利用して航空券を買えば費用も節約できると考えたからです。

 

また、所有している「アメックス・ビジネス」の場合は、ゴールドにアップグレードしても「プライオリティ・パス」の特典がついていないなど、自分にとってはアップグレードしてもあまり意味が見いだせませんでした。

それよりも、「ANAアメックス」を「ANAアメックスゴールド」にアップグレードした場合、ANAマイルを貯める上でも有利だし、さらに「スーパーフライヤーズカード」に切り替えるのも可能なので、この際思い切って「ANAアメックスゴールド」にアップグレードした後、ANAのプラチナ会員を目指してみようと思ったのです。

 

また、航空会社ラウンジにも2種類あり、ANAだと最上級のダイアモンド会員のみが利用できる「スイートラウンジ」では、さらに上質なサービスを受けられます。

この権利を得るためには、「スーパーフライヤーズカード」に必要なプレミアムポイントの倍のポイントが必要になるので、かなり難易度が高くしかも権利の行使は1年間のみです。

 

スーパーフライヤーズカードのように、持ち続けることで永続的にその権利を行使できるような特別なシステムがありません。

よっぽどお金に余裕のある人か、仕事で頻繁に海外出張に出かけている人ぐらいしか、最上級のダイヤモンドメンバーにはなれません。

それだけ、価値のある会員資格であるという事ですね…

 

いずれにしろ、アメックスグリーンでは、他のゴールドカードなみのサービスである「空港ラウンジ(カードラウンジ)」が無料で利用できる(同伴者も1名無料)ので、かなり有利な特典になります。

 

手荷物無料サービス等、トラベル関連の特典

アメックスカードの場合、旅行によく行く方、特に海外旅行へ方にとっては、非常に力を発揮するクレジットカードです。

上記に記載したように、空港ラウンジを利用できるのもその特典の一つですし、その他にも下記の通りトラベル関連の特典がいくつかあります。

  • 手荷物無料宅配サービス
  • 大型手荷物宅配優待特典
  • 無料ポーターサービス
  • 空港クロークサービス
  • エアポート・ミール(国内線)
  • 海外旅行先での日本語サポート
  • 旅行傷害保険

 

手荷物無料宅配サービス

海外旅行に出かける際、自宅から空港まで、カード会員一人につきスーツケース1個を無料で配送できます。

しかも、アメックスのすごいところは、行きと帰りの両方利用できます。

他のゴールドカードの特典では、通常は帰国時のみ利用可能のケースが多いですが、アメックスの場合は往復で利用できます。

利用可能な空港は、羽田空港・国際線、成田空港、中部国際空港、関西国際空港になります。

国内の空港から飛行機を乗り継いで国際線を利用する方も、手荷物無料宅配サービスは利用可能で、空港カウンターで受け取れます。

 

大型手荷物宅配優待特典

無料サービスではありませんが、海外旅行の際に、ダンボールや自転車などの大きな手荷物を預けることができる「大型手荷物宅配」を、カード会員1名につき通常の価格から1,000円(税込)割り引いて利用できます。

大型荷物の例としては、自電車やスキー・サーフボードなどで、重量の目安は30kg~50kg、大きさは縦・横・高さの合計が160cm~240cmまでの荷物が対象です。

対象空港は、羽田空港・国際線、成田空港、中部国際空港の3空港になります。

 

無料ポーターサービス

海外旅行の出発時に、空港の駅改札付近の指定場所やバス停からチェックインカウンターまで、また帰国時は到着ロビーから駅改札付近の指定場所やバス停まで、専任スタッフが荷物の運搬をお手伝いします。

特に、年配の方や重い荷物を抱えている方には便利なサービスで、対象空港は、成田国際空港(第1ターミナルと第2ターミナルのみ、第3ターミナルは対象外)と関西国際空港になります。

 

空港クロークサービス

こちらは、中部国際空港のみでのサービスになります。

乗継便で待ち時間が長い場合、空港内手荷物預かり所にて荷物を無料で預かってもらえます。

機内持ち込みの荷物しか持っていない場合でも、7kg~10kgの荷物を抱えて歩き回るのはかなりしんどいですよね?

そんな時に荷物を預けることが出来れば、ショッピングや食事など空港内を自由に行き来できるので便利です。

 

エアポート・ミール(国内線)

H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクで、対象国内航空券を購入した場合のみのサービスになります。

羽田/伊丹空港内の対象飲食店にて、搭乗日当日に利用できるエアポート・ミール・クーポン(1,000円相当分)を貰えます。

 

実は、2018年3月31日でサービス終了になった「ミールクーポンサービス」が、すごく便利でした。

そのサービスとは、伊丹空港発着の便を利用するアメックス会員の方に、1,000円相当のミールクーポンを配布していたサービスです。

プロパーのアメックスカードのサービスですが、ANAアメックスなどでも貰えました。

個人的に、毎月羽田~伊丹間を移動しているので、毎回クーポンを頂いて利用していたのですが、無くなって非常に残念です。

伊丹空港発着のサービスなので、羽田~伊丹間の移動だと行きと帰りの2回分貰えるため、すごく有益なサービスだったのですが…

 

このサービスですが、公式サイトにも案内はしておらず、知る人ぞ知るサービスでした。

クローズド特典なので、当初は利用する人も少なかったみたいですが、ブログなどで告知する方も増えて、利用する方もかなり増えてきたみたいです。

今やネット社会ですから、風のうわさもツイッターなどであっと言う間に情報が広がります。

そのため、コストも掛かりかなりの費用負担になっていたのではないでしょうか?

ブログなどでの告知を難しくするために、途中からメニューの撮影も禁止されていました。

 

例えば、仮に1日20人の方が利用したとしても20,000円、50人だと50,000円のコスト増になるわけです。

1ヶ月通したら、1日20人平均で600,000円、50人平均で1,500,000円の負担になるわけです。

流石に、これはアメックスもサービスを続けるのは大変でしょう。

下記がクーポン配布終了の案内状で、2018年に入ってからクーポンと一緒にもらいました。

ミールクーポン終了

 

海外旅行先での日本語サポート

海外旅行先でのレストランのご予約や医療機関の紹介などに、24時間日本語でサポートしてもらえます。

英語が喋れれば問題はありませんが、海外旅行で困ることといえばやはり言葉ですよね?

アメックスでは、グローバル・ホットラインにかけると、24時間日本語で対応してもらえます。

尚、中南米・カリブ諸島や旧ソ連邦などの一部の地域では、コレクトコールも利用できます。

 

これらのサービスの他にも、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、福岡空港周辺のパーキングで、割引や優待特典を受けられます。

また、成田国際空港、関西国際空港、羽田空港(国際線ターミナル)で、海外用レンタル携帯電話をレンタル料は半額、通話料も通常の10%割引で利用できます。

 

アメックスカードの旅行傷害保険について

アメックスカードの特徴の一つに、付帯保険が充実していることがあげられます。

一般カードのグリーンカードでも、他社のゴールドカードなみの旅行傷害保険が付帯されています。

また、旅行傷害保険だけではなく、他社にはない補償サービスも付帯されており、旅行関連に強いアメックスと言われる所以です。

 

国内旅行傷害保険の補償額は、下記の通りです。

補償内容 補償額(利用付帯)
傷害死亡保険金 最高5,000万円
(家族特約1,000万円)
傷害後遺障害保険金 最高5,000万円
(家族特約1,000万円)

 

海外旅行傷害保険の補償額は、下記の通りです。

(※補償の対象となる海外旅行の期間は、最長90日となっています。)

補償内容 補償額(利用付帯)
傷害死亡保険金 最高5,000万円
(家族特約1,000万円)
傷害後遺障害保険金 最高5,000万円
(家族特約1,000万円)
傷害治療費用保険金 最高100万円
疾病治療費用保険金 最高100万円
賠償責任保険金 最高3,000万円
携行品損害保険金 免責3,000円
最高30万円(1旅行中)
免責3,000円
年度限度100万円
救援者費用保険金 最高200万円

 

アメックスゴールドになると、海外旅行傷害保険はカード所持で無条件に付帯される「自動付帯」(国内旅行は利用付帯)になりますが、アメックスグリーンの場合だと、旅行費用などをカード決済して付帯される「利用付帯」になります。

また、アメックスゴールドの場合は、死亡・後遺障害以外の保険金も付帯(自動付帯)されます。

 

但し、アメックスゴールドの海外旅行傷害保険の場合、年会費が発生しない家族特約は自動付帯であるのに対し、年会費を支払っている家族カードが利用付帯になるのは少し不思議です。

個人的な見解ですが、家族特約は生計を共にする配偶者・子供・両親などの親族が受けられますが、アメックスの場合は別居している両親などにも家族カードは発行できるので、これらを区別するために補償も区別しているのかもしれません。

 

カードのセキュリティサポート

アメックスには、カードの安全性を保持するために様々なセキュリティプログラムでカード会員をサポートしています。

  • 不正プロテクション
  • カード再発行
  • オンライン・プロテクション
  • ショッピング・プロテクション
  • リターン・プロテクション

 

不正プロテクション

アメックスでは、不審なカード取引を早期に探知するために、不正使用を探知するシステムを導入しています。

不正使用が警告されるとすぐに対応し、カードを正常に利用するために、新たなカード番号を再発行するなど、安全性を保持するためのシステムを構築しています。

また、不正使用と判明したカードの取引については、原則として損害は補償され、本人に重大な過失があると判断された場合を除き、利用金額の負担はありません。

 

カード再発行

旅先でカードを紛失したり盗難にあった場合、現金の紛失もそうですがクレジットカードの方がかなり心配です。

というのは、現金の場合は紛失した分だけという上限がありますが、カードの場合は利用限度額まで全部失う可能性があるからです。

 

紛失及び盗難が発覚したら、まず最初に行うことは、24時間年中無休のサービスセンターに連絡をすること。

海外の場合は、各地のグローバル・ホットラインに連絡をすることです。

そのため、サービスセンターやグローバル・ホットラインの電話番号は、スマホ等の電話帳に登録しておくのが大事です。

そうすることで、紛失及び盗難にあったカード番号は即停止され、出先などで至急カードが必要になる場合、「緊急仮カード」が発行されます。

その後再発行されたカードが到着次第、「緊急仮カード」との差し替えが必要になります。

 

オンライン・プロテクション

アメックスカードには、ネットショッピング等でカードを不正利用された時に、損害を全額補償するサービス「オンライン・プロテクション」も付帯されています。

万一、第三者によるインターネット上での不正使用と判明したカード取引については、原則として利用金額を負担する必要はありません。

安心してオンライン・ショッピングを楽しむことが出来ます。

 

ショッピング・プロテクション

また、アメックスカードには、「ショッピング・プロテクション(ショッピング保険)」が付帯しているのも特徴です。

このショッピング・プロテクションでは、国内外を問わずカードで支払ったほとんどの商品について、破損・盗難などの損害を購入日から90日間、1名につき年間最高500万円まで補償されます。

1事故当たり1万円の免責(自己負担額)がありますが、年間500万円という大きな枠があるので、海外でも安心して買い物が出来ます。
有価証券や旅券など一部対象外の商品もありますが、旅行でも必ず必要となるiPhoneなどのスマホや、仕事用に持ち歩くことも多いノートPCなど、繊細で壊れやすい物も補償対象となっているため、いざという時にはかなり頼りになるクレジットカードなのは間違いありません。

 

リターン・プロテクション

アメックスカードには、購入した商品の返品を、万一購入店が受け付けない場合、購入日から90日以内なら、アメリカン・エキスプレスに返却することで、購入金額をカード会員の銀行口座に払い戻ししてもらえます。

このような特典は、他のクレジットカードではまず見かけません。
商品が未使用で損傷がなく、他に加入している保険又は購入店の返品規定によって適用されない場合のみという条件は付きますが、1商品につき最高3万円、1会員につき年間最高15万円相当額まで適用されます。

食品や自動車・オートバイ・有価証券・オーディオ・PCソフトウェア・オンラインコンテンツ・書籍・ヘルスケア商品など、一部対象外になる商品もあるので、前もって確認する必要があります。

 

アメックスカードのメリット・デメリット

「アメックスカード」のメリット

  • 多くの方が認めている国際ブランドとしてのステータスの高さ
  • 空港ラウンジの無料利用サービスなど、旅行関連サービスが充実していること
  • 実質無期限でポイントが貯められる
    ※有効期限は3年ですが、3年の間に一度でもポイント交換等で利用したら、以後は無期限でポイントを貯められます。
  • ポイントは各航空会社のマイルへ交換が可能
  • 入会キャンペーン時のポイント付与が大きい
  • 旅行傷害・盗難やショッピングプロテクションなど、付帯保険の充実

 

ステータスの高さは言うまでもありませんが、上記の通り「アメックスカード」は旅行関連のサービスの充実には目を見張るものがあります。

また、一般カードとは言え、普通のクレジットカードのゴールドカードレベルのサービスを受けられるのも特徴です。

 

では、「アメックスカード」にはデメリットは無いのでしょうか?

やはり、一番大きな問題は年会費の高さということになります。

ですが、一般カードとは言え他社ゴールドカードと同レベルのサービスを受けられるので、それを考えたら決して値打ち以上のコストがかかっているわけではありません。
また、旅行関連のサービスが充実しているカードなので、あまり旅行に興味がなく特に海外旅行にも行かないという方にとっては、メリットを感じられないかもしれません。

 

以前は、日本で利用できるお店などが少ないとも言われていましたが、JCBと提携したことで国内の多くのJCB加盟店で利用できるため、日本での利用は不便をほとんど感じません。

ですが、個人的に海外旅行に行った際に感じたのは、東南アジアでは使えないお店も割と多いということです。

東南アジア全てを網羅したわけではありませんし、シンガポールでは特に問題はなかったのですが、タイでもサムイなどの地方都市や、大都市圏でも特に小さなお店では軒並み断られた記憶があります。

 

また、ヨーロッパでも小さなお店などでは使えないことも多いです。

名前からもわかるように、アメリカ圏では強いカードなので、アメリカによく旅行するという方には利用価値が高いカードです。

世界的に見ると、やはり国際ブランドの占有率はVisaとMasterが圧倒しているので、海外旅行に行く際にはVisaやMasterなどと併用することをお薦めします。

 

もう一つのデメリットとしては、nanacoやsuicaを始めとする電子マネーのチャージでポイントがつかないことです。

電子マネーチャージポイントについての参考情報

参考ですが、各電子マネーでポイントが付くお勧めのカードは下記になります。

「モバイルSuica」

  • ビッグカメラSuicaカード
    (年会費は初年度無料・年1回利用でで次年度無料、還元率1.0~1.5%)
  • ビュー・スイカカード
    (年会費は初年度無料・2年目以降524円(税込)、還元率0.5~1.5%)
  • リクルートカード(JCB・VISA・MasterCard)
    (年会費無料、還元率1.2%、但しポイントが付くのは全電子マネー合計で月3万円までが上限)

※ビューカードは、モバイルSuicaの年会費が当面無料
※Apple PayでSuicaにオートチャージできるのは、ビッグカメラSuicaカードやビュー・スイカカードなどのビューカードのみ

 

 

2020年3月12日よりnanacoへのクレジットチャージ用に登録できるカードは、「セブンカード・プラス」と「セブンカード(新規発行は終了)」のみとなりました。
既に上記以外のクレジットカードを登録している場合は、引き続きチャージが可能ですが、カードの有効期限後に再登録することはできません。

「nanaco」

  • リクルートカード(JCB・VISA・MasterCard)
    (年会費無料、還元率1.2%、但しポイントが付くのは全電子マネー合計で月3万円までが上限)
  • セブンカード・プラス
    (年会費は初年度無料・年5万円利用で次年度無料、還元率0.5%、オートチャージ利用可能)
  • Yahoo! JAPANカード(JCB・VISA・MasterCard)
    (年会費は永年無料、還元率1.0%、但しnanacoチャージ分の還元率は0.5%)
  • Tokyu Card ClubQ JMB Pasmo(MasterCardのみ)
    (年会費は初年度無料、2年目以降1,100円(税込)、還元率1.0%)

 

アメックスの紹介プログラムについて

ここで、耳寄り情報です。

個人的に、ANAアメックスゴールドとアメックスビジネスを2枚持ちしていますが、これまでほとんど不満点もなく総じて利用価値のかなり高いカードだという印象を持っているので、これからもメインカードとして使用していこうと思っています。

もし、ANAアメックスやSPGアメックスを含む、アメックスカードの申込みを考えている方がいらっしゃいましたら、「Amexカードお友達紹介プログラム」をご紹介させて頂くことも可能です。

 

この紹介プログラムは、既存のアメックス会員のみが紹介できるプログラムです。

このプログラムからの申込みメリットとしては、「公式サイト」からの直接の申込みや「ポイントサイト」経由よりも、「入会キャンペーン」で貰える「特典ポイント」が確実に多い事です。

 

もし、紹介プログラムによる入会キャンペーンでアメックスカードを申したいけど、お近くにアメックスカード保有者がいないという方であれば、一度ご連絡下さい。

但し、闇雲に誰にでも紹介してはいけないというアメックスのルールがありますので、真剣に申込みを考えているかどうかを理解するためにも、下記のお問い合わせページから「アメックス紹介の件」の題名でメールして下さい。

Amex紹介プログラム[お問い合わせ]

 

お問い合わせ内容を確認次第、コチラから「紹介専用URL」をメールにてお送り致します。

「入会キャンペーン」で獲得できるポイントが、大量にポイントを貯められる唯一の大きなチャンスなので、この機会を逃さないでで下さい!

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