旅好きやマイラーにお薦め！JALカードの特徴・メリット

JALカードの「nanaco」対応について

2012年10月1日ご利用分より、ショッピングマイル積算対象外になっていますので、チャージしてもショッピングマイルは貯まりません。

「nanaco」の場合、セブンイレブンで税金や公共料金の支払ができます。

「nanaco」のポイントは貯まりませんが、金額が大きいことが多いので、チャージされることでポイントやマイルが付与されるカードは、ポイントやマイルを貯める上で非常に有利なカードです。

しかし、最近「nanaco」へのチャージによるポイント付与から対象外になるカードが、楽天カードを始め増えています。

これからも、その流れは続くような気がします。

 

現在、「nanaco」へのチャージでポイントが付くお勧めのカードには、高還元率の「リクルートカード」や「Yahoo! JAPANカード」があります。

将来的には、「セブンカード・プラス」だけになるのかもしれませんが…

JALカードの「Suica]対応について

下記のクレジットカードのみ、「Suica]チャージでマイル付与されます。

JALカードSuicaで、Suicaへの入金（チャージ）をした場合は、ビューサンクスポイントが貯まりますが、ショッピングマイルは貯まりません。

Suicaへのチャージは、VIEWプラス対象商品となり、1,000円＝6ポイント貯まります。（現金でのチャージは、ポイント精算対象外）

Suica定期券など記名式のSuicaを「リンク」させることで、Suica定期券などでもオートチャージの利用が可能です。

尚、JALカードSuicaには、Suica定期券の機能を付けることはできません。

 

「モバイルSuica対応携帯電話／スマホ」と「JALカードSuica」で、モバイルSuicaが利用できます。（年会費は当面無料）

「Apple Pay」の影響力が増してきていますし、「Suica」にオートチャージが出来るのは、現在「ビューカード」だけなので、ビューカード系の「JALカードSuica」は非常にメリットの大きなカードです。

普段から鉄道やコンビニなどで「Suica」を利用している方には、「JALカードSuica」はお勧めです。

JALカードの「waon」対応について

「JMB WAONカード」や「モバイルJMB WAON」に、JALカード決済でチャージが可能です。

チャージ可能なJALカードは、下記になります。

※JALカード法人会員の方は対象となりません。

 

上記カードに加えて、「JMB　WAONカード」又は「モバイルJMB WAON」を用意する必要があります。

対象の「JALカード」と「JMB WAONカード」を2枚を、インターネットで利用登録することで、「JMB WAONクレジットチャージ」が利用可能になります。

※「JMB WAONカード」と「JALカード」は、同一名義・同一得意様番号のみ登録が可能になります。

 

レジでの支払い時にWAON残高が不足すると、JALカードから自動的にチャージされる「WAONオートチャージサービス」も設定することが出来ます。

「オートチャージ」とは、レジでの支払い時にWAON残高が設定金額未満になると、JALカードから自動的にご指定の金額をWAONにチャージするサービスです。

※「オートチャージ」は、1日5回が限度で、1回の会計につきオートチャージは1回となります。

また、「オートチャージ」は、BLUE SKY・ファミリーマート・マクドナルドなど、一部の店舗では利用できません。

 

「WAONオートチャージ設定」は、インターネット利用登録後（カードとWAONの紐付け）に「WAONステーション」で設定する必要があります。

因みに、JALの提携カードである「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」なら、カードとWaonを2枚持ちすることなく、1枚のクレジットカードで利用できます

 

チャージした金額に応じて、下記のショッピングマイルが貯まります。

上記のショッピングマイルに加えて、WAONでの「支払い」でもマイルが貯まるので、マイルの二重取りが出来ます。

 

また、WAONにもJALカード同様に「WAONマイル特約店」制度があります。

下記の店舗とカードが対象になります。

仮に、ファミリーマートにて、「JMB WAON」を利用して買い物をすると、通常のマイルの2倍もらえます。

 

という事で、「WAONマイル特約店」で「JMB WAON」を利用すると、200円につき2マイルになります。

そこで、「ショッピングマイル・プレミアム」に入会している方が、「JMB WAON」にチャージし「WAONマイル特約店」で買い物をした場合、100円(税込)につき1マイル＋200円につき2マイル＝200円につき4マイル（還元率2.0％）となります。

 

WAONのチャージ上限金額は50,000円で、1回のチャージ上限金額は49,000円になります。

尚、2017年10月18日以前に発行されたカードのチャージ限度額は29,000円、2011年4月1日以前に発行されたカードの上限金額は20,000円です。

上限金額を変更する場合は、ご自身で「WAONステーション」または「イオン銀行ATM」にて手続きする必要があります。

また、「JMB WAON」のオートチャージは1日5回が限度で、1回の会計につき、オートチャージは1回となります。

JALカードの「PASMO」対応について

「PASMO」は、首都圏の電車とバスで利用できる「プリペイド型ICカード乗車券」です。

「Suica」同様に乗車券として利用できるほか、駅ナカなどの店舗では電子マネーとしても利用できます。

 

PASMOオートチャージサービスが利用可能なのは、下記のカードになります。

PASMOオートチャージサービスの利用には、「JALカード」とは別にもう1枚「記名PASMO（PASMO定期券含む）」が必要になります。

PASMOオートチャージサービスの申し込み希望の方は、「記名PASMO（PASMO定期券含む）」を用意したうえ、「PASMOオートチャージサービス申込書」で申し込む必要があります。

JALカードの「楽天Edy」「SMART ICOCA」対応

楽天Edyチャージがチャージできる「JALカード」は、下記になります。

残念ながら、「楽天Edy」へのクレジットチャージご利用分については、ショッピングマイルの積算対象外になります。

「SMART ICOCA」に関しては、JALダイナースカードのみ「SMART ICOCA」へのチャージでマイルが1%貯まります。

カード別の電子マネー対応について

電子マネーを下記の3つの項目に分類して、カード別にまとめてみました。

以前は一部のカードで、「nanaco」へのチャージでマイルも付与されたのですが、現在は付与されないので下記の表からは省きました。

1. マイル付与対象の電子マネー：○
2. チャージ可能だがマイル付与対象外：☓
3. オートチャージ：◎

タイトル	Suica	WAON	PASMO	楽天Edy	SMART ICOCA
JAL JCBカード	☓	○	-	☓	☓
JALカード(Visa/Mastercard)	☓	○	-	☓	☓
JALカードSuica	○◎(Apple Pay含む)	-	-	-	☓
JALカード TOKYU POINT ClubQ	☓	○	○◎※1	☓	☓
JALカード OPクレジット	☓	-	○◎	☓	☓
JALダイナースカード	☓	-	-	☓	○
JALアメックス	☓	-	-	☓	☓

※1)TokyuPointが付与されます。（200円あたり1Tokyuポイント＝0.25％のJALマイルに移行可能）

尚、JAL JCBカードは、「QUICPay」もマイル付与対象になります。

「QUICPay（クイックペイ）」について

「QUICPay（クイックペイ）」は、ポストペイ型（後払い式）電子マネーで、使用する前に入金する必要はなく、利用金額は毎月のクレジット利用金額に加算され請求されます。

ポストペイ型（後払い式）電子マネーは、利用した金額だけ後からクレジットカードの利用分とともに精算できるので、非常に使い勝手がよく便利です。

 

「QUICPay」は、ソニーが開発したFeliCaを採用した電子決済サービスですが、JCB及び当時のイオンクレジットサービス（現在のイオンフィナンシャルサービス）が開発した技術です。

という事で、「JAL JCBカード」では「QUICPay（クイックペイ）」が利用できます。

但し、JALカードSuicaとJALカード OPクレジットは、「QUICPay（クイックペイ）」を利用できません。

 

「JAL JCBカード」と「QUICPay（クイックペイ）」は一体型としては利用できないので、新たに「QUICPay（クイックペイ）」のカードを準備するか、若しくは「おサイフケータイ」で利用できるようになります。

「JAL JCBカード」と「QUICPay（クイックペイ）」を紐付ける必要があるのですが、これはJCBのサービス「MyJCB」から行うことになります。

 

紐付ける際に「QUICPay」の種類を選択する必要があるのですが、その中に「QUICPay（nanaco）」というのがあります。

これは、セブンイレブンで使っている「nanaco」の事を指します。

と言うのは、通常「nanacoカード」には全て「QUICPay機能」は付いています。（一部古いnanacoカードには付いていません。）

もし「nanacoカード」をお持ちなら、カードの裏側に「QUICPay」のマークが入っているはずです。

 

カードと「QUICPay」の紐付けは申し込んでから2～3週間と時間はかかりますが、「nanacoカード」に割り当てられている「QUICPay」とクレジットカードを紐付けるだけで、「QUICPay(nanaco)」は使えるようになります。

 

話が少し複雑になってきましたので、もう少しわかりやすく説明します。

利用するカードは、「nanacoカード」1枚だけです。

この「nanacoカード」の中に、セブンイレブンで利用する「nanaco機能の付いたカード」と、クレジットカードと「QUICPay機能」を紐付けした「QUICPay(nanaco)」が同居する形になります。

1枚の普通の「nanacoカード」が、「nanaco」のプリペイド型機能（先払い）と、「QUICPay」のポストペイ型機能（後払い）の、2つの機能を持った「QUICPay(nanaco)」へ変身するわけです。

 

では、どうやって支払いを区別するのか？

これは特に難しいわけではなく、レジで下記のように支払い方法を指定すればいいだけです。

簡単ですが、これを必ず宣言する必要があります。

 

と言うのは、カードの見た目はそのまま「nanacoカード」だからです。

セブンイレブンの店員さんは、当然「nanaco」は見慣れているので、何も言わなければ間違いなく「nanaco」として処理します。

ですから、「nanaco」で支払う場合は特に①を言う必要はありませんが、「QUICPay」で支払う場合は必ず②の「 QUICPayで払います。」と伝える必要があります。

これで、支払いは「nanaco機能」に残っているお金からは差し引かれず、「QUICPay（nanaco）」に紐付けされたクレジットカードに請求されます。

 

上記で既に述べましたが、「JALカード」で「nanacoカード」にチャージをしてもショッピングマイルは付与されません。

ですが、「JALカード」に紐付けした「QUICPay（nanaco）」を利用した場合、「JALカード」のショッピングマイルは付与されます。

 

また、セブンイレブンでは、対象商品を「nanaco」若しくは「QUICPay」で支払った場合にもらえるボーナスポイントもあります。

このように、7-11で「QUICPay(nanaco)」を利用した場合は、ポイントの2重取り（ショッピングマイル＋nanacoボーナスポイント）が出来るということです。

 

但し、若干不利になる点もあります。

セブンイレブンでは、下記のようなキャンペーンを定期的に開催しています。

 

以前、「QUICPay（nanaco）」で購入した際に、これらのキャンペーンは適用になっていませんでした。

という事で、「nanacoカードで支払うともらえるキャンペーン特典」は、「QUICPay（nanaco）」払いでは適用されないと思います。

現在、適用になっているかもしれませんが…