長期利用でメリット多いJCBオリジナルシリーズは加盟店利用で高還元率

JCBカードについて

「JCB」と言えば、日本のクレジットカードの草分け的存在であり、日本では知らない人はいない程有名なカードです。

1961年に、三和銀行(現:三菱東京UFJ銀行)と日本信販(現:三菱UFJニコス)が設立した会社で、日本では「日本ダイナースクラブ」に続く2番目に出来たクレジットカード会社です。

また、「JCB」は世界の5大クレジットカードブランド(JCB・VISA・Mastercard・Amex・DinersClub)の一つという地位を確立している、日本唯一の国際カードブランドになります。

「JCB」以外は、全てアメリカ系のブランドなので、それを考えると世界に誇れる凄いカードですね。

 

最近は、急速にシェアを伸ばしている中国銀聯(UnionPay)を含めて、6大国際ブランドとも呼ばれています。

世界のクレジットカード売上高でも、既に第3位のシェアを確保しているくらいです。

但し、銀聯カードの多くは、クレジット機能を持たないデビットカードが殆どで、中国国内でのシェアは9割を超えていますが、世界では1%に満たないそうです。

ところが、最近では中国の電子決済の主流になっているのが「QRコード方式」で、「アリペイ」「WeChatペイ」がシェアを爆走中で、あれほどデビットカードで勢いのあった「中国銀聯」も急激に中国国内の電子決済シェアを落としているという事です。

 

さて「JCB]の話題に戻りますが、「JCB]は日本のカード業界では最大手で、2017年度3月末の時点で国内外含む会員数や加盟店数は下記の通りになります。

◇会員数:1億569万人

◇加盟店数:約3,312万店(日本以外の国:1,900万件以上)

◇年間取扱高:26.5兆円

 

簡単に書いてみましたが、数字を見るとすごいですよね?

2017年6月現在で、日本の人口が1億2676万6千人、20歳未満の人口は2017年6月現在で2,158万人、そうなると20歳以上の人口は1億518万人ほどになります。

20歳以上の人口の1億518万人は、上記にある「JCB」の国内外会員数とほぼ同じになります。

JCBの過去のデータでは、会員数総数の約78%前後が日本国内の会員数になっています。

それから計算すると、実に20歳以上の日本の人口の約78%とほぼ同等の数である、8,250万人ほどは日本国内の会員数と言う事になります。

 

提携カードを含めてJCBのカードを複数持っている方も多いでしょうから、この会員数が複数枚持っていも一人としてカウントしているのか延べなのかはわかりませんが、いずれにしても凄い数の会員数だということは間違いありません。

JCB オリジナルシリーズの種類と申込み対象者

「JCB オリジナルシリーズ」には、下記の種類のカードがあり、俗に言う「プロパーカード」と言われるカードになります。

JCBゴールド ザ・プレミア

JCBゴールド ザ・プレミア

JCB THE CLASS

JCB THE CLASS

また、「JCB一般カード」「JCBゴールド」「JCB CARD EXTAGE」「JCB GOLD EXTAGE」には、ディズニーデザインのカードがあります

ディズニー好きにはたまらないカードですね。

JCBカードをお持ちの方はご存知だと思いますが、JCBとディズニーの繋がりは強いので、毎年必ずディズニーに関するキャンペーンやプレゼントを行っています。

 

それと、一般カードとゴールドカードには、Web限定デザインのカードがあります。

余計なデザインを削ぎ落とした、かなりシンプルなデザインですよね?

しかし、この一般カードは「JCB CARD W」と、ほぼデザインが同じような気がするのですが…

右上の文字に「/ W」が付いているか付いていないかの違いだけですね。

もう少し違いを作っても良かったような気がしますが、例えば色とか…どうでしょう?

 

尚、各カードの申込み対象は下記の通りです。

JCB CARD W / JCB CARD W plus L
18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。
または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。
※一部、申し込み出来ない学校があります。
JCB CARD EXTAGE
18歳以上29歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。
または高校生を除く18歳以上29歳以下で学生の方
※一部、申し込み出来ない学校があります。
初回更新時(5年後)、自動的にJCB一般カードへ切り替え
JCBカード/プラスANAマイレージクラブ
18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。
または高校生を除く18歳以上で学生の方。
※一部、申し込み出来ない学校があります。
JCB一般カード
18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。
または高校生を除く18歳以上で学生の方。
※一部、申し込み出来ない学校があります。
JCB GOLD EXTAGE
20歳以上29歳以下で、ご本人に安定継続収入のある方。
※学生の方は申し込む事が出来ません。
※ゴールドカード独自の審査基準により発行します。
初回更新時(5年後)、審査のうえ自動的にJCBゴールドへ切り替え
JCBゴールドカード/プラスANAマイレージクラブ
20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。
※学生の方は申し込む事が出来ません。
※ゴールドカード独自の審査基準により発行します。
JCBゴールド
20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。
※学生の方は申し込む事が出来ません。
※ゴールドカード独自の審査基準により発行します。
JCBゴールド ザ・プレミア
JCBが定める条件を満たした「JCBゴールド」所有者に、JCBから招待メールでご案内
基本的には、JCBゴールドのショッピング利用合計金額が、2年連続で100万円(税込)以上の方
JCBプラチナ
25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。
招待制ではなく自己申し込みできるカードで、2017年10月に登場したばかりです。
JCBプラチナには、法人カードもあります。
JCB THE CLASS
「ブラックカード」と言われることも多い「JCBの最上級カード」
JCBゴールド、JCBゴールド ザ・プレミア、JCBプラチナを保有している方が対象
原則としてJCB、または所属するカード発行会社からご案内
要するに、インビテーション制のカードになります。

「JCB一般カード」の年会費について

日本で一番有名なカードで国際ブランドの「JCB」、その中でも「JCB オリジナルシリーズ」の基本のカードが「JCB一般カード」です。

毎回思うのですが、「JCB一般カード」という名前はあまり好きではないので、例えば「JCBクラシックカード」とか、ストレートに「JCBオリジナル」などの名前にすれば良いのではと…

「JCB一般カード」という名前だと、カードの重要性に重みを感じられない…そう思いませんか?

 

まず、「JCB一般カード」の年会費は永年無料と言いたいところですが、そうではありません。

オンラインから入会の場合のみ初年度は年会費無料で、2年目からは1,250円(税込)です。

資料請求で申込んだ場合は、初年度年会費は無料にはなりません

これも、差をつける必要はないような気もするのですが、資料請求だとその分手間がかかるという事ではないでしょうか?

 

但し、下記の2つの条件をクリアすることで翌年の年会費も無料になります。

  1. 年会費振替月の前々月19日までに、WEB明細「MyJチェック」(無料)の登録を行う事
  2. 年間合計50万円(税込)以上のショッピングを利用する事

紙の明細書の郵送を止めて、年間50万円(税込)以上の買い物をすれば次年度の年会費は無料になるので、年会費無料を継続することは可能です。

 

個人的に、「JCBオリジナルシリーズ」に関しては、いいイメージしかありません。

「JCB一般カード」を作ってから、もうかなり長い年月が経っています。

以前は「JCBグランデ」というカードを持っていました。

他にメインのカードがあるので、オリジナルシリーズのカードはそんなに利用していなかったにも関わらず、随分前にゴールドカードのお誘いがあって現在ゴールドカードを所有しています。

マイルを貯めているので、オリジナルシリーズよりも、どちらかと言うとANA系のJCBカードを利用しています。

最近は、「ANA アメックス」もよく利用していますけど…

 

以前は、ゴールドカードも年会費の時期になると、ちょっともったいないかな~と思うことも有りましたが、止めようとは思いません。

毎年カレンダーも貰っているし、何かと便利です。

2017年10月から「JCBプラチナ」の発行も始まったので、もっと頑張って「JCBゴールド」を使い倒してプラチナを目指すのも有りかなと思っています。

JCB一般カードの家族会員&ETCカードについて

「JCB一般カード」の家族カードは、生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方が申込可能です。

「JCB一般カード」は、学生の方も申し込みは可能ですが、本会員が学生の場合は家族会員の申込みは出来ません。

尚、オンライン申し込みでは、家族会員の同時申込みは2名までとなっています。

 

家族会員の年会費ですが、440円(税込)になります

また、本会員の次年度年会費が無料の場合、家族会員の年会費も無料になります。

本会員の年会費が無料で継続している場合は、家族会員の年会費も無料継続ということになります。

 

ETCカードも申し込みが可能で、年会費は無料になります。

本カードの年会費は条件付きの無料ですが、ETCカードは最初から無料なので、この件ではメリットになるでしょう。

ETCカードは別に持ちたいと言う方にお勧めの「専用カード」と、カードは複数持ちたくないので1枚にまとめたいという方にお勧めの「一体型カード」があります。

JCB一般カードのポイント還元率について

JCBのスタンダードカード「JCB一般カード」を利用すると、JCBの「Oki Dokiポイント」が貯まります。

「JCB一般カード」だけではなくて、「JCB オリジナルシリーズ」の他のカードでもJCBの「Oki Dokiポイント」が貯まります。

 

私の場合は、この「Oki Dokiポイント」をANA系のJCBカードでガンガン貯めて、ANAマイルに移行しています。

貯まったANAマイルを、特典航空券に交換してヨーロッパにも行きました。

もしマイルを効率的に貯めたいのであれば、「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ)」をお勧めします。

以前は、「ANA JCB」と「ソラチカカード」の2枚持ちは出来なかったのですが、現在は2枚持ちも可能になっています。

 

「Oki Dokiポイント」の名前に関して、ほとんど気にしていなかったのですが、ある日何処かで聞いたフレーズだな~と思って口に出してみたら、あ~!「Okey-dokey(Okie-dokie)」でした。

アメリカの映画やドラマが好きでよく見るのですが、相手がコミカルに「O.K.」と返事をする時にたまに出てくるフレーズなのを思い出しました。

 

映画ノッティングヒルで、ヒュー・グラントが「ウプシー・デイジー(Upsy-daisy)(あら、あら)(おっとっと)」と言ったら、ジュリア・ロバーツが大笑いして「いまどきこんな言葉使う人はいないよ~」みたいなことを言うシーンがあります。

「Okey-dokey(Okie-dokie)」のセリフは、随分古い映画でやドラマでも出てくるので、この「Upsy-daisy」と同じぐらいの古い言葉のイメージがしたのですが、最近の映画でもたまに出てくるしアメリカでは普段でも使う人は結構いるらしいです。

 

そういうのを考えていると、この「Oki Dokiポイント」の名称は、どういうコンセプトから生まれたのかな~と、凄く気になってしまいました。

少し脱線しましたが、「Oki Dokiポイント」の「Oki Doki」は、「Okey-dokey(Okie-dokie)」から来ているのではないかな?…という話です。

 

そして、この「Oki Dokiポイント」は、「JCB一般カード」で1,000円(税込)利用するごとに1ポイント貯まります。

1ポイントを換算すると5円になるので、還元率は0.5%になります。

そして、この「Oki Dokiポイント」の有効期限は、ポイントを獲得した月から2年間になります。

 

「Oki Dokiポイント」は、月間利用合計金額に対して、1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まります。

カードによっては、例えば「Yahoo! JAPANカード」のように、利用単位ごとにポイント精算する場合もあります。

利用単位ごとに精算する場合、例えば1ヶ月間に5回880円(税込)の買い物をしたケースだと、「JCB一般カード」の場合は880円×5=4,400円になるので4ポイントもらえます。

しかし、利用単位ごとの場合は、毎回1,000円(税込)以下なので1ポイントも貯まりません。

 

利用単位ごとのポイント付与で、特に悔しいのが「985円」とか「1960円」とかの、ギリギリ大台を超えない料金の支払いのときです。

1,000円以下は切り捨てられるので、かなり損をします。

この点、「Oki Dokiポイント」は月間利用合計金額に対してのポイント付与なので、切り捨てられる心配は最小限になります。

欲を言えば、100円ごとにポイントが付与されるシステムにすれば、もっと無駄なくポイントが貯まるのですが…

 

それから、税込金額に対してポイントが付与されるので、地味に得します。

例えば、月のカード使用合計金額が税抜き85,000円だったとします。

税込みにすると、91,800円になるので、税抜きだったら85ポイントが、税込みだと91ポイントになります。

実際に計算して比較してみると、得なのがわかりますよね?

JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)について

JCBカードには、年間でカードを一定金額以上利用した場合に、特別に提供するメンバーシップサービスがあります。

それが、「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」です。

一年間に利用した金額の合計によって、それぞれランク分けされ還元率がアップします。

集計期間は、毎年12月16日から翌年の12月15日までの1年間で、特典の適用期間は翌年2月分から翌々年1月分までとなります。

 

「JCB一般カード」の場合は、下記のようにランク分けされ、それぞれ還元率の比率がアップします。

また、JCBが定期的に行っているキャンペーンの抽選口数もアップします。

スターメンバーズ ランク 内容
スターe(イー)PLUS 年間利用額が30万円以上
10%ポイントアップ
還元率は0.55%へ(1,000円ごとに1.1ポイント)
抽選口数は、通常の2倍
スターβ(ベータ)PLUS 年間利用額が50万円以上
20%ポイントアップ
還元率は0.60%へ(1,000円ごとに1.2ポイント)
抽選口数は、通常の2倍
スターα(アルファ)PLUS 年間利用額が100万円以上
50%ポイントアップ
還元率は0.75%へ(1,000円ごとに1.5ポイント)
抽選口数は、通常の4倍
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